夢を夢だと自覚すると明晰夢に! その明晰夢とは
どもどもWiccaです。
夢を見ている時に『これは夢だ』と自覚したことはないでしょうか?
そのような夢を、明晰夢と言います。
冷静に自分を見つめようとしている時に、明晰夢を見ると言われています。
明晰夢も夢占いの診断はできますが、夢の内容にかかわらず、単に自分自身が冷静になることを即しているだけ場合もあります。つまり、
『明晰夢を見る=自分自身を見つめる』
と覚えておくだけでも、対応ができるのではないかと思います。
明晰夢は、夢を自覚している状態ですので、訓練していくと夢の展開を自由に操れるようになれます。しかし、その夢を操ることに意味があるかどうかは、諸説様々で専門家によっても意見が分かれています。
不安夢や悪夢を意識的に操って、良い夢へと変えていけば、それは無意識へと届き、現実すらも変えてしまうという考え方がないわけではありません。
けれども、夢を見ている時に意識の働きかけがあった時点で、それはもう無意識の領域では無くなってしまうのではないでしょうか。
これは、あくまでも私個人の考えです。
夢を見ている時に意識的な働きを仕掛けた時点で、本来見るはずだった夢は、意識によって隠されてしまったという考え方です。夢の展開が判らなくなるので、夢占いの診断も出来なくなってしまいます。
夢を自由に操りたいと思うのは欲望(願望)であり、それこそ無意識が冷静に自分を見つめ直すようにと、働きかけているのかもしれません。
それに夢を見ている時は、脳の半分が覚醒している状態です。意識を働かせたまま目覚めてしまうと、金縛り状態の現象に遭いやすく、心身には決して良いとは言えないでしょう。
明晰夢については、はっきりとした結論が出ていませんので、あくまでも推測の域を出ません。ですが、私個人は夢を夢と自覚しても、それ以上、何も働きかけないことをお勧めします。
無意識に働きかけたいのであれば、夢を見ている時(無意識が優位の時)ではなく、心身をリラックスさせて無意識が僅かに顔を覗かせた時に、働きかけをした方が効果は高いでしょう。
それに近いアプローチ方法が、ほぼ毎日更新している夢ワードです。興味がある方は、一度拝見してみてください。
あえて付け加えるのであれば、未来の展望を夢で見て成功を収めた人物の話はよく聞きますが、夢を操って成功を収めた人物の話は聞いたことがありません。
夢は自分へのメッセージです。上手く活用して、より良い日常を過ごしてください……