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第4回 絶望感が強いなら恋愛より自分の心配を【人どこコラム】

2021年4月23日

恋愛や結婚を望んでいても、恋愛どころか人とのお付き合いが難しい状態というものがあります。

それが絶望感や無力感です。

このような心の状態の場合、恋愛どころではなく、まず自分の心を心配した方が良いでしょう。

絶望的な寂しさや辛い状態を誤魔化すために、恋愛や結婚を望んでいるような状況になってしまうので、正常な心の状態ではありません。
むしろ問題をスリ替えてしまっているので、状況は悪くなる方へ向かうかもしれません。

下手をすると、絶望感や辛い状態が今より酷くなるような、変な男性を惹きつけてしまうことになるでしょう。

無力感が強い状態も、絶望感と同じような状態と言えます。

もし鬱病に代表されるような、精神疾患の疑いがあるなら、まずは専門医に診察してもらい、そちらの治療から始めてください。

精神疾患は、科学的に立証された病気です。適切な治療を受ければ、必ず治ります。変な精神論で自分を偽ってみたところで、苦しさが続くだけです。

また、他の悪意に巻き込まれ、悪意に同調、発言することによって、心が絶望感や無力感に支配される場合もあります。

前回でも書きましたが、言葉はそれを形にすること(思う、発する、書く)で、相手にも自分にも届くからです。

この場合は、悪意の断捨離をすることによって、心の状態を回復できますので、比較的、対処はしやすいでしょう。

絶望感や無力感から脱する過程において、もしかすると、怒りや心配と言った感情に、支配されるかもしれません。

しかしそれは、絶望感や無力感に比べれば、人間らしい感情ですので、心の状態としては、回復傾向にあると受け止めてください。

もちろん、怒りや心配の感情に支配されている状態では、まだ心が恋愛ゾーンに入っているわけではありませんので、心の状態の回復させるためにも、ポジティブな思考に意識を向けるようにしましょう。

変な話ですが、心ではそう思っていなくても、人を褒めたり、感謝したり、あるいは誰かのために行動したりすることは、心にあるポジティブな気持ちを刺激することになります。

つまり、心が悪意で満たされていても、誰かのために発言し、誰かのために行動すれば、少なくともポジティブに行動した分は「+」になるということです。

何もしなければ、心には「+」も「-」もありません。

何もしないとしても、悪意を抱いてしまえば、心にとって「-」でしかないということでもあります。

そして、人はどこへいくのか……