眠っている時の金縛りは半覚醒! 霊的なものではない!?
どもどもWiccaです。
夢占いと切っても切れないのが金縛りです。
寝ている時に苦しくなり、夢の途中で目覚めたが、身体を動かせずパニック状態になる、金縛りという現象です。
人によっては『恐ろしい声を聞いた』『天井に知らない人の顔が映っていた』『動けない自分の身体の上や中を、何かが通っていた』という体験をするようです。
悪い霊に取り憑かれていたと考える人も多く、よく「何か取り憑いていないか?」と聞かれます。
しかし、金縛りの現象は科学的に研究されており、意識だけが覚醒し、それ以外の部分が眠っているために、起こる現象だと解明されています。
身体を動かす脳の領域がまだ寝て居る状態なので、動かそうとしても動かせないというものです。そういう状況で、幻聴や幻覚が見えることも研究で報告されています。
恐ろしい幻聴や幻覚を見てしまうと、その恐怖心から霊的な存在と結びつけてしまう気持ちは理解できるのですが、大抵は先に述べた理由が原因でしょう。
本当に悪い霊の仕業であれば、寝ている時ではなく、昼間、普通に歩いていて金縛りにあったり、腕などを引っ張られたりします。霊感の強い人であれば、少なからず似たような経験があるはずです。
総合失調症のような、心の病を患っていて、睡眠導入剤や抗うつ剤などの脳に直接作用する薬を飲んでいる人も、副作用として幻覚や幻聴を見ることがあります。
心霊スポットに行ったり、曰く付きの部屋や場所で寝るようなことでもない限り、金縛りの現象は、霊的なものではないと考えてください。
金縛りなるのは眠っていても、ストレスなどで心身が休まっていないから起こるとも言われていますので、リラックス効果の高いアロマキャンドルやお香、ミュージックなど、自分に合った対策をすると良いでしょう。
それでも夢の中での金縛りを、霊的な現象だと主張するのであれば、それは主張する人のことを思って、同意だけしておいてあげてください。
機会があれば、具体的なものや方法などを紹介できたらと思います。
夢は自分へのメッセージです。上手く活用して、より良い日常を過ごしてください……